生活行為向上マネジメント02(人は意味のある作業をすることで元気になれる)

「人は意味のある作業をすることで元気になれる」と言われています。作業は、私たちの健康に大きな影響を与えています。作業の結果から満足感や充実感を得ることで、健康を実感することができます。これは作業療法そして「生活行為向上マネジメント（MTDLP）」の背景にある考えです。

作業の例としては、次のようなものがあります:

• 日常生活などの身辺処理動作
• 趣味
• 生きがい
• 社会参加
• 食べること
• 着替えること
• 遊び
• 勉強
• 仕事

作業療法士は、この言葉の意味を最もよく理解し、リハビリテーションの現場において実践しています。作業療法士は、生きることの意義や価値を見つめ、ともに歩むことのできる人材を育成します。

作業をすることで、元気になったり、楽しい気分になったり、逆にとても辛い思いをしたり、残念な気持ちになったりします。こういった経験から、多くのことを学び、人として成長します。

日本作業療法士協会

生活行為向上マネジメント（MTDLP）ひとは作業をすることで、元気になれる｜日本作業療法士協会 一般社団法人日本作業療法士協会は、作業療法士の学術・技能の研鑽及び人格の陶冶に努め、作業療法の普及発展を図り、もって国民の健康と福祉の向上に資することを目的とし...