生活行為向上マネジメント(MTDLP)とは、作業療法を視覚化したツールです。作業療法士協会が開発し、作業療法士の思考方法を共有するために使用されます。
MTDLPは、対象者の生活目標と支援内容を書式化し、作業療法の流れを視覚化することで、作業療法の目的を共有しやすくします。
MTDLPの特徴は次のとおりです。
- 作業療法士の臨床思考過程を説明する
- 本人にとって「やりたい」と思っている生活行為に焦点を当てる
- 利用者が本来持っている能力を引き出し、在宅生活で実際にその能力を生かす
- 生活行為向上を図るために必要な要素を分析し、改善のための支援計画を立てて実行する
MTDLPは、一般社団法人日本作業療法士協会が、2008年からの厚生労働省老人保健健康増進等事業の補助金を基盤に開発されました。
日本作業療法士協会


生活行為向上マネジメント(MTDLP)とは?|日本作業療法士協会
一般社団法人日本作業療法士協会は、作業療法士の学術・技能の研鑽及び人格の陶冶に努め、作業療法の普及発展を図り、もって国民の健康と福祉の向上に資することを目的とし...
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