「障がい学生支援」カテゴリーアーカイブ

学生支援相談に関する研究会

学生支援相談に関する研究会は毎年,秋季に開催されています.この研究会の参加者対象者は,主としてスチューデントコンサルタント認定者としていますが,日常的に学生支援相談業務を行なっている方々の参加もお待ちしているとのことです.

〇開催の概要について

・開催日時:2019年11月14日(木)~15日(金)

・会場:国立オリンピック記念青少年総合センター

・主催:特定非営利活動法人 学生文化創造

・後援:文部科学省、一般社団法人国立大学協会、一般社団法人公立大学協会、日本私立大学協会、一般社団法人日本私立大学連盟、日本私立短期大学協会、公益財団法人日本高等教育評価機構

・プログラム,11月14日(木)のものから抜粋
「大学のリスクマネジメント」

関西大学 社会安全学部  教授 亀井克之先生

「学生の自立を育む学生支援の質的充実について」

早稲田大学 文学学術院  教授 沖 清豪先生

【コメント】障害のある学生と限定したものではなく広く学生支援についてあつかった研究会でした.全国津々浦々からの参加者でした.プログラムは基本的に講義とグループワークの組み合わせでした.

全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD JAPAN)第5回大会【2019年6月28日(金曜日)から6月30日(日曜日)】

2019年6月28日(金曜日)から6月30日(日曜日)までの3日間の日程で全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD JAPAN)第5回大会が国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました.

この中でわたしは2日目の6月29日(土曜日)のプログラムに参加しました.

<概要>
10時00分〜12時00分/協議会報告・行政説明
・協議会報告
・行政説明(内閣府、文部科学省、日本学生支援機構)
13時30分〜15時30分/教育講演
・教育講演
「学知による支援」 講演者:熊谷晋一郎 (東京大学)

<コメント>
〇協議会報告・行政説明
・協議会報告→学術誌が発刊されたということです.
・行政説明(内閣府)→「障害者差別解消法の施行状況」.自治体の規模別に説明がありました.
・行政説明(文部科学省))→「障害のある学生の修学支援」.時系列で修学支援に関する課題の進捗状況について説明がありました.国立,公立,私立に分けた部分もありました.
・行政説明(日本学生支援機構)→日本学生支援機構の障害学生支援に対する基本スタンスと取り組みについて説明がありました.

〇「学知による支援」
「学知による支援」には期待をもって参加し,期待以上にいろいろと考えさせられる充実した内容でした.
幼少期の自己開示にはじまり,青年期,研修医のお話があり,そこが学知による支援の重層的な伏線となっていました.大学には学知があり,その一つの例として自分自身を紹介されたものでした.学知を障害学生支援に活かす具体的な方法はそれぞれの事象によっていくらでも有り様があるのだろうと思いました.
当事者研究の現在についての状況の説明と取り組みについての解説も大変興味深かったです.
熊谷晋一郎氏は「リハビリの夜」の作者でもあります.

内部障害と合理的配慮【東大PHEDウェビナー】

今回は内部障害がテーマでした.障がい学生支援の中に占める病弱・虚弱な学生の割合は大きいものがあります.しかし,支援の形がイメージしずらいところでもあります.
講義では用語の定義の確認が丁寧に示され,支援の対象が整理されました.制度的には児童福祉法の規定に基づく小児慢性特定疾病や身体障害者福祉法の規定に基づく内部障害に該当する疾患ということです.
支援の形として,出席についてどうとらえるかが議論となっていました.ここは教育の根幹に関わる事なので答えは簡単に出ないと思われます.いずれにしても内部障害がありながら大学に通う学生の学びたいという願いをどのように結実していくかは,個々のニーズにそったきめの細やかなアプローチが鍵となるのでしょう.

<概要>内部障害のある学生の大学生活では、個々の疾患や状態を適切に見極めた上で、一人一人のニーズに即した支援を構築する必要があります。しかし内部障害、具体的には難病や慢性疾患は、症状が多様でかつ困難性が目に見えにくく、支援者向けのリソースも広く共有されていない状況にあります。今回のCBIウェビナーでは、基本的な概念や法律からニーズ判定の考え方まで、内部障害支援に役立つヒントを共有したいと思います。

■当日はスライドを表示しますが、事後にみなさまに共有します。ご安心ください。
■スピーカーが話している途中でもご質問をお受けできます。「チャット」から入力してください。

■スピーカー:渡部 沙織さん(東大先端研所属・日本学術振興会特別研究員PD)
■主催:東大PHED

専門的研修CBI「障害学生支援と防災を考える」ワークショップ

東大PHED専門研修で企画は他にもありましたが,わたしはウェビナーのみの参加でした.
実際の防災訓練についていくつかの大学から事例が報告されました.
防災訓練についていろいろ考えされらました.
<概要>
■3月11日(月)
■オンライン配信:11:00~12:00

平成30年度 第2回 障害のある学生支援研修会

平成30年度 第2回 障害のある学生支援研修会

<コメント>
埼玉県立大学で今年度2回目となる障害のある学生支援研修会が実施されました.
テーマは発達障害ということですが,学内の障害のある学生支援研修会ではこれまでになく参加者が多い研修会となりました.
本学の教職員は発達障害について関心が高いということがわかりました.なお,全国的にも教職員は発達障害について関心が高いと思われます.

<概要>
日時:2月15 日(金)10:40~12:10

対象:教職員

内容:
発達障害の理解
・発達障害の基礎的理解及び学校での教育的支援の観点と方法
意見交換・質疑応答
・アンケート調査の結果や実際の事例を通して学習支援の方法を学ぶ

災害発生“前”における大学と障害学生の準備【東大PHED専門研修CBIウェビナー】

災害発生“前”における大学と障害学生の準備【東大PHED専門研修CBIウェビナー】
日時:2月13日(水)13:30~14:45

今回は,災害発生“前”における大学と障害学生の準備というテーマでした.通常の防災準備だけでもなかなか大変だというイメージでなかなか障害学生の準備まで行き届かないというのが現状ではないでしょうか.

そのような中,佐藤さんは予想されている災害の概要と障害学生について,特に車いすの学生については現実的な解説がありました.

酒井さんは個別避難計画書作成のためのワークショップの経験からそのプロセスについて説明がありました.障害学生等の災害時対応ハンドブック(仮)というものができそうだということで期待してお待ちしております.

<概要>授業や試験などにおける合理的配慮だけでなく、災害発生時、交通機関の不具合、事故や人災などのインシデントといった不測の事態への障害学生対応をどのように行うかについては、高等教育機関の間でもかなり温度差があるように思います。そこで本セミナーでは、まずもって災害に注目し、災害発生時に必要な対応を概観した上で、どういった準備が必要かを考えます。大学の体制、支援室の立ち位置、担当者や学生の経験などに応じて、準備をスタートをさせるためのヒントを共有しましょう。

■スピーカー:SIG-EP 佐藤剛介さん(高知大学)+酒井春奈さん(立命館大学)
■形式:パソコン・タブレットからzoomを通して視聴。文字による情報保障(UDトーク使用)があります。
■主催:東大PHED/SIG-EP(防災に関する専門部会)

重度障害のある学生に聞く!学生生活とソーシャルワーク【東大PHED専門研修CBIウェビナー】

重度障害のある学生に聞く!学生生活とソーシャルワーク【東大PHED専門研修CBIウェビナー】
日時:2月7日(金)13:00~14:15

東京大学障害と高等教育に関するプラットフォーム形成事業(PHED)による研修が,zoomを使って行われました.

webで受講できるというのは本当に便利でこの企画(ウェビナー)が継続していることに感謝いたします.

今回は,現役大学生の話が聞けたのが大きな収穫でした.重度障害のレベルにある方が種々のサポートを活用して大学生活を行われているというのは,支援する立場のものとしても勇気を与えられました.中身が具体的でイメージできました.
アシスティブテクノロジーの分野ではおなじみの奥山俊博さん(東京大学先端研/SIG-AT)と学生さんとの阿吽の呼吸も現実の理解を深めるうえでよかったです.
また,現状では制度利用の具体的利用法の形がケースバイケースで無数にあるのだということが,大村美保さんの解説でわかりました.

トイレの開閉の工夫,ドアロックのスマートフォンの利用,身体介助の制度利用について,障害支援区分と聞きながらメモを取ることも多かったです.

<概要>重度障害のある学生の大学生活では、授業や試験における合理的配慮だけでなく、より個々の生活レベルに密着した身辺介護が求められることがあります。今回のCBIウェビナーでは、重度障害のある大学生をゲストを迎え、学内、そして学外の生活を、画像資料付きで紹介してもらいます。具体的な事例を通して、重度障害のある大学生に必要となるソーシャルワークを考えます。

■スピーカー:大村美保さん(筑波大学/SIG-CSW)、奥山俊博さん(東京大学先端研/SIG-AT)、
■ゲスト:現役大学生
■形式:パソコン・タブレットからzoomを通して視聴。文字による情報保障(UDトーク使用)があります。
■主催:東大PHED/SIG-CSW(キャンパスソーシャルワーク)+SIG-AT(支援機器)

平成30年度第1回障害のある学生支援研修会(埼玉県立大学)が開催されました.

平成30年度第1回障害のある学生支援研修会(埼玉県立大学)が開催されました.

日時:11月28 日(水)14:40~16:10

場所: 北棟 345中講義室

対象:学生及び教職員

内容:

①「障害学生支援フローチャート」について →埼玉県立大学の障害学生支援の概要がフローチャートにまとめられました.

②学外研修に参加して「障がい学生支援の現在」(作業慮法学科 松尾彰久准教授)→今年度の学外研修を基に障がい学生支援のトピックを提供しました.

③学生の体験発表→米国への留学体験のお話でした.

④意見交換

障害学生支援とテクニカルスタンダード【東大PHED専門的研修(ウェビナー)】

東京大学障害と高等教育に関するプラットフォーム形成事業(PHED)による研修が,zoomを使って行われました.

出張するときの手続きと時間調整を考えると,webで受講できるというのは便利だと改めて感じました.

今回はテクニカルスタンダードについての話題で,わたしは医療職養成の立場からいつにもまして興味深かったです.また,テクニカルスタンダードを考えるときに日本と英米の法体系の運用の違いが示され理解を深めることができました.海外の大学の具体的な事例も提示され,確認してみようと思います.

<概要>
■日時:11月2日(金)13:30~14:45
■スピーカー:西村優紀美 先生(富山大学)× 近藤武夫 先生(東京大学先端研・PHEDディレクター)
■形式:パソコン・タブレットからzoomを通して視聴。文字による情報保障(UDトーク使用)があります。
医療系、教育系、工学系等の資格取得を目指す学部では、資格取得に必要な本質的要件を示すテクニカルスタンダード(TS)が「教育の質」を保障する観点として挙げられています。支援においては、テクニカルスタンダードの存在が合理的配慮の可能性を拡げるという考え方が採用されるのではないでしょうか。テクニカルスタンダードをめぐる様々な現状と課題について考えてみましょう。
●TSとは何か? ●諸外国におけるTSと事例 ●支援者としてTSをどう扱うか