卓球療法士講習会覚書008

スライド111 8-2

〇機能的自立度評価法(Functional Independence Measure:FIM)
【方法】FIMの評価項目は、計18項目(運動項目13項目と認知項目5項目)である。採点方法は、1点〜7点の7段階で評価する。完全自立(7点)、修正自立(6点)、監視・準備(5点)、最小介助(4点)、中等度介助(3点)、最大介助(2点)、全介助(1点)。
【目的】日常生活上の「しているADL」を評価する。介助量の判定。
【目安】総得点は126点(7点×18項目)で、最低点は18点。得点が高いほど自立しているということになる。

《FIMの評価項目一覧》

◇運動項目(13項目)

・セルフケア

(1)食事、(2)整容、(3)清拭、(4)更衣上半身、(5)更衣下半身、(6)トイレ動作

 

・排泄コントロール

(7)排尿管理、(8)排便管理

 

・移乗

(9)ベッド・椅子・車椅子移乗、(10)トイレ移乗、(11)浴槽・シャワー移乗

 

・移動

(12)歩行・車椅子、(13)階段

 

◇認知項目(5項目)

・コミュニケーション

(14)理解、(15)表出

 

・社会的認知

(16)社会的交流、(17)問題解決、(18)記憶

【コメント】卓球療法士としては、パーセルインデックスとFIMなどのADL評価はおよその内容を知っていればいいのではないかと思う。

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