4年次生の臨地実習は臨床現場で7週間が2回ありますが,その後半の7週間が終わりました.
本日と明日はセミナーが実施され,学生さんは実習の締めくくりとして成果を発表します.
4年次生の臨地実習は臨床現場で7週間が2回ありますが,その後半の7週間が終わりました.
本日と明日はセミナーが実施され,学生さんは実習の締めくくりとして成果を発表します.
2019年6月28日(金曜日)から6月30日(日曜日)までの3日間の日程で全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD JAPAN)第5回大会が国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました.
この中でわたしは2日目の6月29日(土曜日)のプログラムに参加しました.
<概要>
10時00分〜12時00分/協議会報告・行政説明
・協議会報告
・行政説明(内閣府、文部科学省、日本学生支援機構)
13時30分〜15時30分/教育講演
・教育講演
「学知による支援」 講演者:熊谷晋一郎 (東京大学)
<コメント>
〇協議会報告・行政説明
・協議会報告→学術誌が発刊されたということです.
・行政説明(内閣府)→「障害者差別解消法の施行状況」.自治体の規模別に説明がありました.
・行政説明(文部科学省))→「障害のある学生の修学支援」.時系列で修学支援に関する課題の進捗状況について説明がありました.国立,公立,私立に分けた部分もありました.
・行政説明(日本学生支援機構)→日本学生支援機構の障害学生支援に対する基本スタンスと取り組みについて説明がありました.
〇「学知による支援」
「学知による支援」には期待をもって参加し,期待以上にいろいろと考えさせられる充実した内容でした.
幼少期の自己開示にはじまり,青年期,研修医のお話があり,そこが学知による支援の重層的な伏線となっていました.大学には学知があり,その一つの例として自分自身を紹介されたものでした.学知を障害学生支援に活かす具体的な方法はそれぞれの事象によっていくらでも有り様があるのだろうと思いました.
当事者研究の現在についての状況の説明と取り組みについての解説も大変興味深かったです.
熊谷晋一郎氏は「リハビリの夜」の作者でもあります.