府中市美術館の企画展「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」のご紹介

作業療法のルーツの一部はアーツ・アンド・クラフツ運動(Arts and Crafts Movement)に繋がっているといえますが,アーツ・アンド・クラフツ運動は美術工芸運動とも呼ばれます.そこで,このブログにも美術工芸というカテゴリーを加えました.身近な美術工芸のトピックをご紹介いければと思います.

今回ご紹介するのは府中市美術館の企画展「へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで」です.
会期が2019年5月12日(日曜日)までで,あとわずかになりました! 開館時間は午前10時から午後5時(入場は4時30分まで)で,観覧料は一般観覧料700円、高校生・大学生350円、小学生・中学生150円となっています.
紹介文では,「日本では古くから、立派で力強い、あるいは整った美しさだけをもつ美術作品が作られてきました。しかし、人は、立派なものやきれいなものにだけ魅力を感じるわけではありません。人を煙にまくような中世以来の禅画から現代のヘタウマまで、「へそまがり」な感性が生んだ、なぜか心惹かれる日本絵画の数々をご覧いただきます。」とあります.
個人的には徳川将軍の絵が興味深かったです.特に徳川家光の《兎図》は必見.関連グッズもいろいろありました.

心が動かされるのは上手さだけではないのだと思いました.

企画展ホームページ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakutenkaisai.html

へそまがり日本美術展@府中市美術館 【図録制作チーム公式】

下の写真は3月の下旬にこの企画展を訪れた時のものです.