災害発生“前”における大学と障害学生の準備【東大PHED専門研修CBIウェビナー】
日時:2月13日(水)13:30~14:45
今回は,災害発生“前”における大学と障害学生の準備というテーマでした.通常の防災準備だけでもなかなか大変だというイメージでなかなか障害学生の準備まで行き届かないというのが現状ではないでしょうか.
そのような中,佐藤さんは予想されている災害の概要と障害学生について,特に車いすの学生については現実的な解説がありました.
酒井さんは個別避難計画書作成のためのワークショップの経験からそのプロセスについて説明がありました.障害学生等の災害時対応ハンドブック(仮)というものができそうだということで期待してお待ちしております.
<概要>授業や試験などにおける合理的配慮だけでなく、災害発生時、交通機関の不具合、事故や人災などのインシデントといった不測の事態への障害学生対応をどのように行うかについては、高等教育機関の間でもかなり温度差があるように思います。そこで本セミナーでは、まずもって災害に注目し、災害発生時に必要な対応を概観した上で、どういった準備が必要かを考えます。大学の体制、支援室の立ち位置、担当者や学生の経験などに応じて、準備をスタートをさせるためのヒントを共有しましょう。
■スピーカー:SIG-EP 佐藤剛介さん(高知大学)+酒井春奈さん(立命館大学)
■形式:パソコン・タブレットからzoomを通して視聴。文字による情報保障(UDトーク使用)があります。
■主催:東大PHED/SIG-EP(防災に関する専門部会)