適切なオリエンテーションを実施する

【一般目標6:評価を実施する。】

◇◇行動目標:

・・・6-2 適切なオリエンテーションを実施する。

 

今回は,「6-2 適切なオリエンテーションを実施する。」がテーマです.一般目標6の「評価を実施する。」の中の二番目の行動目標です.つまり,実施しようとする評価の説明を実施するということです.

「適切なオリエンテーションを実施する」には,自分自身が実施する評価の意義を理解しておかなければなりません.患者さんのリハビリテーションや生活にこれから行なおうとしている評価がどんな意義があるかです.患者さんに理解していただければ円滑に評価にご協力いただけるでしょう.例えば,座位バランスの評価が実施できると更衣動作の構成要素の一部が見通せるかもしれません.

また,認知症があったり,失語症があったりしてコミュニケーションが難しい場合も可能な限り工夫してみることが大事です.

【文献】社団法人日本作業療法士協会養成教育部:臨床実習総論.作業療法臨床実習の手引き 第4版: 社団法人日本作業療法士協会,2010.

http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2012/08/rinshoujisshuVer.422203251.pdf

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