【一般目標4:意欲的に取り組む姿勢(探究心・創造性)を持つ。】
◇◇行動目標:
・・・4-5 自分の意見を述べる。
今回は,「自分の意見を述べる。」がテーマです.なかなか難しい鵜行動目標ではないかなと思います.理由は知識と経験の双方とも不十分なため自分の意見が形成されにくいのではないかと思うからです.
しかし,担当している患者さんらついては,例えば,身体機能がどのように活動や参加に関係していくかは,自分自身の評価と情報収集の結果から推察することができるかもしれません.学校の試験と違って〇か×に解答はないかもしれませんが,実習生が見解をのべると指導者先生が応えてくれることでしょう.その繰り返しが実習を豊かなものにしていくと思われます.そして,見解をキャッチボールできるようになると専門職としてのスタートラインに立てているということになるように思います.
少し付け加えると,「自分の意見を述べる。」表現の方法も相手方を十分に配慮できるように気を付けて言えるようになっていただければと思います.
【文献】社団法人日本作業療法士協会養成教育部:臨床実習総論.作業療法臨床実習の手引き 第4版: 社団法人日本作業療法士協会,2010.
http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2012/08/rinshoujisshuVer.422203251.pdf