1. 職業人としての態度・適正
【一般目標1:常識的態度や責任のある行動を身につける。】
◇◇行動目標:
・・・1-4 公私を区別する。
今回は,「公私を区別する。」がテーマです.実習生は実習では,クライエントとセラピストの関係なんだと今一度確認しておきましょう.患者さんはもちろんお友だちではありません.ここは養成校ではなく実習施設ですから.人によっては,「患者さんとの対人関係の距離が近すぎるのでは」と実習指導者に指摘されるかもしれません.そんな場合は注意が必要です.一般的には患者さんの呼び方や自分自身の接する態度がセラピストとして適切なのかを考えてみることでしょう.患者さんとの様々なやり取りで迷うことがあれば,実習指導者の先生に相談してみましょう.
【文献】社団法人日本作業療法士協会養成教育部:臨床実習総論.作業療法臨床実習の手引き 第4版: 社団法人日本作業療法士協会,2010.
http://www.jaot.or.jp/wp-content/uploads/2012/08/rinshoujisshuVer.422203251.pdf