報連相(ほうれんそう)とは何でしょうか?
「報連相(ほうれんそう)とは「報告」「連絡」「相談」のことです」と知っている学生さんは多いと思います.
それでは,どうして報連相(ほうれんそう)が臨地実習で重要だといわれるのでしょうか?
臨地実習では患者さんの大事な健康にかかわる実習を行っています.しかし,学生さんはまだまだ十分に知識や技術が獲得とはいえません.そうすると,リスク管理のことだけを考えても,しっかりとできること,できないことを確認し,さまざまな報告,相談をしながら作業療法を進めることが必要です.自分一人の判断だけに頼るのでは危険なことも多いです.報連相(ほうれんそう)は極めて大事な事だとご理解いただけたでしょうか.
将来,作業療法士になってからも様々な局面や多職種の間で報連相(ほうれんそう)は大事なことに変わりありません.