認知作業療法

【認知作業療法とは】
今,認知作業療法という新しい試みがはじまっています.
認知作業療法研究会のホームページには以下のような記述があります。
「『認知作業療法』とは本来の作業療法(OT)に備わっていた「作業療法理論」と「作業活動」を効果的に人へ提供するため、「カウンセリング技術」を媒介(レセプター)として、それらとの融合を図るため研究会として共有する一種の概念です。そこではもちろん作業療法的ナラティブ概念を応用しますが、基本は心理学、現象学、あるいは公衆衛生学など一般的に広く普及した根拠のある技術として常に効果を検証します。つまり、あくまでも実践的で役に立つOTを基盤とし、他の専門領域にもその効果を普及させて周知します。」

カウンセリング技術を精神科の領域だけでなく、身体機能の領域など他の領域にも拡大しようというものです.いわゆる作業療法らしさを大切にしようという理念が背景にあるように思います.このカウンセリング技術のペースは認知行動療法で,そのようなことから認知作業療法という名になったのではないでしょうか.

【リハビリテーション・カウンセリング】
この潮流を作業療法だけでなくリハビリテーション全体に広めていこうという試みが,日本リハビリテーション・カウンセリング研究会という形でスタートしました.

【リンク】
認知作業療法研究会

日本リハビリテーション・カウンセリング研究会

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